私が使っているもの :HHKB(Happy Hacking Keyboard)

ガジェット

お疲れ様です。

今回は私が使っている仕事道具の一つ、
HHKBについてご紹介いたします。

正式名称:Happy Hacking Keyboard

私が購入したのはこちらです。

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨

Amazon.co.jp

HHKBを買う・買わないで迷っている方の参考になれば幸いです。

ちなみに先にお伝えしておくと、

私のように普通のタイピング入力(メールや資料作成)、

EXCEL・Word・PowerPointでの業務が多い人には、

日本語配列版の購入をおすすめします。

この記事を読んで分かること

HHKBの特殊性、購入前に留意しておくべきこと

また使いづらい点を克服するために行っている、
個人的な工夫も少し織り交ぜています。

個人的にオススメする人、しない人

長時間タイピングする方にはおすすめです。

特に私のように

業務時間のほとんどがPCを使っている時間の方、

またプライベートでも、

ブログ記事作成などタイピング時間が長い方にはおすすめです。

一方、以下のような方はキーボードを使う時間(タイピングの時間)が
短いかと思いますので、購入はあまりおすすめしません。

  • 業務時間中打ち合わせが多い(管理職の方)
  • プライベートではあまりPCを使わない
  • 外出、移動、出張が多い(営業職の方)

理由は、当たり前ですが、タイピング、特に打ち心地に特化しているので、

タイピングする時間が短い方には少しメリットを得られにくい、という点と、

持ち運びには適していない、というのがあります。

さて、それではHHKBについて詳しく紹介します。

HHKBの特徴

打ち心地 = さすが高級キーボード、素晴らしい(慣れれば)

まず打ち心地について書きます。

打ち心地はどちらかというと気持ちの面での話、

のちほど記載する打ちやすさ、は機能的な面についてです。

打ち心地は非常に良いと思います。

さすがにそれを売りにしているだけはあります。

静電容量無接点方式・・・というのはよく分かりませんが、

軽い、という印象です。

他の多くの方がおっしゃっているとおりです。

指を置くだけで反応する感じが非常に好きです。

特に購入当初驚いたのは、

ホームポジションに指を置いていたら

勝手にキーが反応していたことです。

今回私が購入したHHKBは45gで反応するようです。

ちなみに競合(?)製品にRealforceがあります。

そちらはどのぐらいの力で押せば反応するかを選べるようです。

(30g・45g・55g)

REALFORCE | 日本製プレミアムキーボードの最高峰

HHKBは45gのみ、モデルによっては55gもあるようです。

個人的には45gで十分かと思います。

キーピッチ = 最初は苦戦、慣れれば問題なし

キーピッチ(キーとキーの距離感)と言われるものについては、

外付けタイプの一般的なキーボードとあまり変わらないと思います。

一方、ノートPCとの違いはかなり感じます。

私はプライベート・仕事ともにノートPCですので、

最初は結構苦戦しました。

ノートPCはキーとキーの間の溝があまりなく、

キーの端っこを押しても反応します。

HHKBは(というか一般的な外付け型キーボードは)、

溝が結構あるので、どちらのキーも押してしまう、

ということが使い始めはありました。

現在は慣れたので正確に押すことができています。

キーの配列 = 最初は苦戦、慣れれば問題なし

HHKBのキー配列は一部の方から変態配列と呼ばれているようです。

普通のアルファベットのキーの位置はさすがに変わりません。

しかしその周りのキーがかなり特殊です。

私が驚いたキーは以下です。

  • ファンクションキー
  • 半角・全角キー
  • Controlキー
  • アプリケーションキー
  • BackSpaceDeleteキー
  • 矢印キー

それぞれ順番にお話します。

※以下は日本語配列のものです。

ファンクションキー 慣れれば問題なし

キーボードの一番上に座すキー達です。

ファンクションキーを使う方も多いかと思います。

HHKBにはファンクションキーがなく、

Fnキーと合わせて押す必要があります。

私は普段のPC操作やEXCELでよく以下のファンクションキーを使用します。

  • F2 = 編集
  • alt + F4 = ウィンドウを閉じる
  • F11=全画面表示

ただ最初に書いたとおり、

ファンクションキーは慣れれば問題ありません。

半角・全角キー(英語←→日本語の切り替え) 慣れれば問題なし

【日本語配列】 入力モード(英数入力とローマ字入力等)の切り替えをするにはどうすればよいですか | Happy Hacking Keyboard よくあるご質問
Windows® の場合 全角/半角キー操作に相当するキー入力は になります。 Macintosh の場合 「Control」+「Space」で切り替えが可能です。 スペース

回答として上記の通り、

HHKBのロゴマークが切り替えになります。

一番左上はEscキーです。

最初は結構やっかいでした。

特にEXCELで数式を入力中、

英語←→日本語の切り替えをしようと、つい癖で左上のキーを押し、

入力していた内容がリセットされる・・・

なんてことが何度もありました。

ただこれも慣れです。

今では問題ありません。

Controlキー 慣れれば問題なし

HHKB変態配列キーの中でも最も象徴的かと思います。

ControlキーがShiftキーの上にあるだと・・・

という感じです。

ちなみに、

普通のキーボードだとShiftキーの上にあるCapsキーは

なにかのキーと組み合わせて使うようです。

この3ヶ月感一度も使っていないので、

なにかは知りません。最も存在価値のないキーですね。

Controlキーはコピペから始まり、

様々な場面で使うと思います。

私は従来のキーボードではControlキーを小指で押していましたが、

HHKBでは薬指です。

これが使い始めは最も大変でした。

ショートカットキーは皆さんもブラインドタッチと同じく、

指で覚えていると思います。

それがずれるのです。

コピペぐらいは問題ありません。

大変なのは3つ以上の組み合わせのショートカットキーです。

(3つがMAXかもですが)

例えば文書の最後に移動したいときのショートカットキー、

ControlEnd

これはHHKBの場合、

移動したControlFn+「」になります。

今までは矢印キーでやっていたものが、

全然違う位置となり、なかなか苦戦しました。

指の位置だけで覚えていたものはもう大変です。

再度ググるか、従来のキーボードで指を当てて確認する、

という作業を何度もしました。

購入から3ヶ月たった今では全く問題ありません。

なのでアドバイスとして、

購入するときは業務が繁忙期でないときをおすすめします。

アプリケーションキー(右クリック機能のボタン) よく忘れる

アプリケーションキー
意外と便利

使っている人は使っているアプリケーションキー。

WindowsPCでは右下のこちらです。

これはHHKBにはないため、

ShiftF10(つまりFn+0)を同時押しします。

ちなみにこの

ShiftF10

はHHKBに限らず、どのWindowsPCも同じのようです。

アプリケーションキーがないキーボードのPCでも使用できます。

現在でもF10なのかF11なのかをよく間違えます。

が押し間違えても特に問題ありません。

BackSpace・Deleteキー 問題なし

BackSpaceキーは一番右上にあります。

Deleteキーはないので、

FnBackSpace で使えます。

これについはそんなに戸惑いはありませんでした。

というのも、Macはそのような仕様であり、

昔Macを使っていた頃に慣れていたからです。

大学生のころですが、

ご多分にもれずApple・Mac格好いい!!となっていたので、

そのときに慣れていました。

矢印キー/Home/End/PgUp/PgDn 未だに苦戦

私は日本語配列版を購入したため、

矢印キーが付いております。

英語配列キーボードにはありません。

矢印キーは現在では慣れましたが、

Home/End/PgUp/PgDnのキーに問題点を現在でも感じております。

私のSurfaceBook2、および社用PCのFUJITSU製PCだと

Home/End/PgUp/PgDnのキーはFnキーと矢印キーを同時押しすることで、

使えるのですが、HHKBは別の位置にあります。

  • HomeKFn
  • EndFn
  • PgUpLFn
  • PgDnFn

となっております。

これがいまだに慣れず、

キーを見ないと押せません。

結構不便だと思います。

ちなみに矢印キーについては絶対についていた方がよいす。

英語配列版だとないため、

それぞれ

Fnキーと組み合わせて使う必要があるのですが、

なかなか覚えづらいと思います。

それに不満を感じている方のブログも読みました。

ですので、HHKBを買う場合は日本語配列版を

個人的にはオススメします。

キーボードの高さ(物理的な) タオルを置くことで解決

キーボードの手前にタオルを畳んで置いている
キーボードの高さ
iPhone8のボタン位置より高い

キーボードとしては結構高いと思います。

キーストロークの深さ故かと思いますが。

よく、「高すぎて手が疲れる」というコメント・評価も見かけます。

私も高くて疲れていました。

普段ノートPCで打っている人は

手を置く位置と同じ高さにキーがくると思います。

HHKBはこんな感じでだいぶ高いのです。

今ではタオルを折りたたんで、キーボードの手前に置いています。

パームレストと言われるものもあるようですが、

汗も気になりますし、それにお金を払うのはちょっと・・・

という方にはおすすめです。

打鍵音(タイピング音) タオルを敷くことで解決

私のは静音タイプですが、正直最初は静音か・・・?という感じでした。

どうやらHHKBを真の静音にするには、

HHKBの下に何かを敷く必要があるようです。

私は日経ビジネスの雑誌を重ねています。

タオルとかでも静音になります。

要はキーボードの裏側が静音にはならないので、

なにかしらの工夫が必要なのかもしれません。

一応公式には以下の商品が発売されています。

Bitly

接続感度 Bluetooth・USB接続 良好

普段私はUSB接続をしています。

PC側(USB Type-A) ー HHKB(USB Type-C)です。

この接続にしているのは、

キーボード側の乾電池を使用する必要がないからです。

ケチですね。

Bluetooth接続も可能です。

私のは私用・社用のスマホ・タブレットをそれぞれ登録しています。

  • Galaxy Note10+(私用)
  • iPadAir2(私用)
  • iPhone8(社用)
  • iPadAir2(社用)

特にデバイス側でアプリのダウンロード等は必要はありません。

そのままBluetooth接続をすれば、

文字入力の際に反応します。

Bluetooth接続のときも

反応の遅延は感じません。

購入前に不安なのは、

やはり互換性でしょうか。

上記のiPadAir2は5~6年前に購入したモデルで、

OSのみ最新版という状態ですが、

特に問題ないので、OSさえ最新であれば大丈夫なのではないでしょうか。

難点

持ち運びが面倒

HHKBを好きになると、どこでもHHKBでタイピングをしたくなります。

これが逆にやっかいで、HHKBのこの快感を知らなければよかった・・・
と思います笑

私はこの記事執筆中の現在、

打合せで週に1度出社のペースで、

その出社時も持っていきます。

結構面倒で、それなりの重さと、

そしてカバン内で場所を取るため、

今までよりも余計な荷物が増えてしまったなあ、

という感じです。

これはもう仕方がないかな、という感じです。

HHKB用のケースがあるらしいので購入を考えています。

Bitly

トラックパッドがない

ノートPCでの作業に慣れている方にはちょっと難点です。

ノートPCではキーボードの手前にトラックパッドがありますが、

HHKBに限らず外付けキーボードにはありません。

デスクトップPCに慣れている方は、当然、という感じかと思います。

意外と不便だなあ、という気持ちは今もあります。

もちろんマウスを使っていますが、

マウスの場合、必ず右手になるので、

ちょっとしたクリックや、カーソル移動をトラックパッドでやっていた私にとっては

少し難点と感じています。

黒(墨)色なので見づらい

私は黒を買ったのですが、先に触れた通り、

ときどきキーの位置を確認する際、

少し見づらいと感じます。

特に夜の作業とかは部屋を暗くしているので、

キー位置の確認には不便です。

ケーブルの付属なし

USB Type-Cで接続出来ますが、

ケーブルは同梱されていませんので、

持っていない方は自分で購入する必要があります。

今後USB Type-Cの時代は来ると思うので、

買っておいて損はないと思います。

私は以下の製品を使っています。

Amazon.co.jp

結論 = 当たり前だが人を選ぶ

総じて言えることは、

いわゆる一般的なタイピングが多い方にはおすすめ

ただし移動やタイピング時間が短い方は要検討

ということです。

また購入しても

タイピング感や配置に

慣れるには少なからず1週間ぐらいは必要、

と思います。

ぜひ皆様のタイピングライフの参考になれば幸いです。

なにより商品名がハッピーハッキング、ですから。

それでは。

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